ISHTAの意味
ISHTAという言葉は二重の定義を持っています。サンスクリット語では、「個々の」という意味であり、個人的なヨガの実践の開発を示唆しています。また、ISHTAは、ハタ(バランスを生み出すヨガの身体的な実践)、タントラ(すべての存在に完全性を認識するヨガの哲学)、アーユルヴェーダ(古代インドの治療科学)の統合科学を示しています。ISHTAヨガの方法は、Be Yogaが創設された基盤となっています。
ISHTAの軌跡
アラン・フィンガー(Alan Finger)の父親、マニ・フィンガー(Mani Finger)はパラマハンサ・ヨガナンダ(Paramhansa Yogananda)によってヨガに導入され、マニと彼の息子の一人がヨガの教師になることを予言されました。
アランは長年にわたり、クリヤヨガ、シヴァナンダヨガ、ラヤヨガ、タントラの古代の技術を吸収し、後にそれらを教えました。多くの異なるツールとテクニックがあったため、アランと彼の父親は自分たちが学んだことを体系化する必要性を感じました。その結果、ハタ、タントラ、アーユルヴェーダの統合科学であるイシュタが生まれました。
それぞれの個々に適したポーズ、呼吸法、瞑想法を見つけることを基本理念としているヨガのシステムです。
アランのヨガを共有する情熱は、彼をアメリカへと導き、まずロサンゼルスでYoga Worksを設立し、次にニューヨーク市でBe Yogaをオープンします。現在、Be YogaはIshta Yogaと名前を変えてニューヨーク市のダウンタウンで運営されています。
マック久美子はアランの祝福のもと、2000年にBe Yoga Japanを広尾でオープンします。2006年にBe Yoga Japan独自のイシュタヨガインストラクター養成も始めます。2019年に広尾のBe Yoga Japanはクローズし、現在はヨガジェネレーション主催でマック久美子によるイシュタヨガインストラクター養成は行われています。クラス及びワークショップは多くの場所で教え、イシュタヨガを広めること、イシュタヨガの教えを生徒たちに深めてもらうことに努めています。
イシュタヨガ創設者
アラン・フィンガーAlan Finger
アランは古典的な技術のクリヤヨガ、シバナンダヨガ、ラヤヨガ、タントラ哲学を何年も修行した後に教えはじめました。けれど、ヨガにはあまりにも多くのテ クニックや方法があり、アランと父マニは彼らが修行したことをシステム化する必要があることに気がつきました。 こうしてイシュタヨガ(ISHTA)が創設されました。